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宮廷の諍い女(甄嬛伝)|あらすじ・キャスト・視聴方法まとめ【孙俪主演・清朝宮廷劇の金字塔】
トクちゃんのおすすめ度
★★★★★4.8豆瓣(Douban)
9.4点
92.2万人評価
📌 基本情報
| 邦題 | 宮廷の諍い女(甄嬛伝) |
| 原題 | 甄嬛传 |
| 話数 | 全76話 |
| 放送年 | 2011年 |
| 中国配信・放送 | 📡 Anhui TV(安徽衛視) + 📡 Dragon TV(东方卫视) |
| 日本配信 | U-NEXT・Amazonプライムビデオ(有料チャンネル) |
📖 あらすじ
清朝・雍正帝の時代を舞台に、後宮に入った少女・甄嬛が権謀術数の世界を生き抜く壮絶なサバイバル劇。純真な少女が後宮の陰謀・裏切り・愛憎を経て「聖母皇太后」にまで上り詰める様を描いた、宮廷劇の最高峰。孫儷(スン・リー)の代表作。全76話。
🎬 見どころ・おすすめポイント
76話という長さを感じさせないスピード感。裏切り・逆転・感動の連続で手が止まらない
孫儷(スン・リー)の演技が圧倒的。無邪気な少女から鉄の意志を持つ女性への変化が見もの
後宮の女性たちが全員キャラが立っていて、誰にも感情移入できる
衣装・料理・建築など清朝文化の描写が美しく、視覚的にも大満足
「人生観が変わった」という視聴者続出。女性の強さと悲しさを描ききった名作
🆓 無料で視聴する方法
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👥 キャスト
※ 簡体字・日本語漢字を併記。表記に揺れがある場合があります
スン・リー
孙俪
役:甄嬛(のちの孝聖憲皇后)
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チェン・ジエンビン
陈建斌
役:雍正帝(爱新觉罗·胤禛)
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ツァイ・シャオフェン
蔡少芬
役:皇后(乌拉那拉·宜修)
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リウ・シュエホア
刘雪华
役:太后(乌雅·成璧)
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ジャン・シン
蒋欣
役:华妃(年世兰・敦肃皇貴妃)
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リー・ドンシュエ
李东学
役:果郡王(爱新觉罗·胤礼)
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ラン・シー
斓曦
役:沈眉庄(惠妃)
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タオ・シンラン
陶昕然
役:安陵容(安贵人)
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ジャン・シャオロン
张晓龙
役:温実初(太医・甄嬛の幼なじみ)
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ラン・インイン
蓝盈莹
役:浣碧(甄嬛の侍女・異母妹)
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スン・チエン
孙茜
役:崔槿汐(甄嬛の掌事宮女)
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ジャン・ジンイー
战菁一
役:流朱(甄嬛の侍女)
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リー・ティエンジュー
李天柱
役:苏培盛(御前総管大太監)
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レイザ
热依扎
役:叶澜依(宁妃)
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🎵 主題歌・OST
「红颜劫」
姚贝娜
📺 片頭曲
「凤凰于飞」
刘欢
📺 片尾曲・主題音楽
「菩萨蛮」
姚贝娜
📺 插曲。温庭筠の詞を使った名曲
「惊鸿舞」
姚贝娜
📺 插曲。甄嬛の舞踊シーンで使用
「采莲」
姚贝娜
📺 插曲
「金缕衣」
姚贝娜
📺 插曲
宮廷の諍い女(甄嬛伝)とは
原題「甄嬛传」。ネット小説「後宮・甄嬛传」(作:流潋紫 = 本名 吴雪岚)を原作に、鄭晓龙(ジョン・シャオロン)監督・王小平(ワン・シャオピン)脚本が手掛けた清朝宮廷ドラマ。2011年11月17日に各地方テレビ局で放映を開始し、2012年3月26日に安徽衛視・东方卫视で衛星放送デビュー。中国初のNetflix配信作品にもなった歴史的大作。全76話。
甄嬛が歩んだ道——少女から鉄の女へ
雍正元年、17歳で後宮に選ばれた甄嬛。当初は目立たずやり過ごすつもりだったが、その才気と美しさで皇帝に見初められてしまう。しかし皇后や華妃らの謀略が渦巻く後宮で、彼女は少しずつ純粋さと理想を削り取られていく。友人の裏切り、愛する人の死、父にかけられた冤罪——数々の悲劇をくぐり抜けるたびに甄嬛は変わり、やがて誰にも屈しない鉄の意志を持つ女性へと姿を変えていく。純真な少女がいかにして頂点へ上り詰めたのか、その一部始終を76話かけてじっくり描き切る作品である。
主なキャラクター
甄嬛(スン・リー):主人公。純真な少女が後宮の現実を知り、したたかな知将へ成長する。孫儷の代表作にして当たり役。
雍正帝(チェン・ジエンビン):45歳で即位した皇帝。政治家としては優秀だが感情的で猜疑心が強い面も。
皇后・宜修(ツァイ・シャオフェン):表向きは温和だが腹の底は読めない、最大の策士。
华妃・年世兰(ジャン・シン):跋扈で嫉妬深いが皇帝への一途な愛を持つ。「華妃様」と呼ばれ中国SNSでもミーム化している。
果郡王・胤礼(リー・ドンシュエ):皇帝の弟。甄嬛が出宮後に深い絆を結ぶ美しい親王。
沈眉庄(ラン・シー):甄嬛の親友。温厚で聡明な好敵手。
安陵容(タオ・シンラン):甄嬛の友人だったが、やがて敵方に転落する悲劇の人物。
温実初(ジャン・シャオロン):甄嬛の幼なじみの太医。密かに彼女を想い続ける。
見どころ
何十話経っても飽きないのは、登場人物それぞれに深い背景と動機があるから。悪役にも悪役なりの理由があり、誰が正しいとも言えない人間ドラマとして描かれている。また「惊鸿舞」などの舞踊シーン、詩文の台詞、清朝の礼節描写など文化的な見ごたえも抜群。衣装は140点以上・首飾りの総額100万元超という豪華絢爛な制作規模も圧巻。
製作背景
原作は流潋紫が2006年からネット連載を開始した同名小説。もともと架空の「大周朝」を舞台にしていたが、郑晓龙監督がドラマ化にあたり「人性への束縛が最も厳しい」清朝・雍正年間に舞台を落とし込んだ。脚本に1年半・10数回の改稿を経て完成。撮影は2010年9月〜2011年1月に北京大観園・横店影視城にて行われた。後期制作には約10ヶ月を費やしている。
主な受賞歴
・第26届中国電視金鷹奨 優秀電視劇(2012年) ・第3届澳門国際電視節 最佳電視劇・最佳女演員(孙俪、2012年) ・第18届上海電視節白玉蘭奨 最佳導演(郑晓龙、2012年) ・第41届国際エミー賞 最佳女主角ノミネート(孙俪、2013年) ・2026年首都視聴節目春交会「二十年・時代影響力剧集」受賞(2026年)
海外展開・Netflix
日本ではBS富士で2013年6月から放送(「宮廷の諍い女」邦題)。韓国・シンガポール・カナダ・マレーシア・米国でも相次いで放送された。中国ドラマとして初めてNetflixで有料配信されたことでも知られる。2024〜2026年も台湾・日本での再放送が続き、「マラソン放送」として常に話題になっている。
👑 位号(くらい)早見表|甄嬛はどこまで上り詰めたのか
本作を見ていると「莞常在」「華妃」「安貴人」など、名前のうしろに耳慣れない肩書きが次々と出てくる。これは清朝の後宮に定められていた序列で、この上下関係が分かると台詞の刺さり方が何倍にも変わる。日本の視聴者がいちばん戸惑うところなので、当サイトで一覧に整理した。
| 位(上から順) | 定員 | ドラマでの例 |
|---|---|---|
| 皇后 | 1名 | 宜修(乌拉那拉氏) |
| 皇貴妃 | 1名 | 年世蘭(死後に「敦肅皇貴妃」として追封) |
| 貴妃 | 2名 | 華貴妃だった頃の年世蘭/熹貴妃となった甄嬛 |
| 妃 | 4名 | 華妃・年世蘭/熹妃として戻った甄嬛 |
| 嬪 | 6名 | 莞嬪だった頃の甄嬛/惠嬪・沈眉庄 |
| 貴人 | 定員なし | 安陵容(安貴人)/莞貴人だった頃の甄嬛 |
| 常在 | 定員なし | 入宮直後の甄嬛(莞常在) |
| 答応 | 定員なし | 失脚後の年世蘭(年答応) |
「嬪」以上に上がって初めて宮のあるじとなり、同じ宮に住む下位の妃嬪を従える立場になる。逆に貴人・常在・答応には定員がないぶん替えがきき、皇帝の関心を失えば誰にも顧みられない。物語の前半で甄嬛がひたすら息をひそめているのは、この「替えがきく身分」の恐ろしさを知っているからだ。
甄嬛の道のりを位で追うと
17歳で選ばれて入宮した甄嬛は、下から2番目の常在から始まる。莞常在・莞貴人・莞嬪と駆け上がったところで父の冤罪と流産に見舞われ、妃への昇進を受けずに宮廷を去り、寺で暮らすことになる。数年後に熹妃として呼び戻され、熹貴妃を経て、最後は皇帝亡きあとの聖母皇太后にまでたどり着く。上がっては落ち、また上がる。この繰り返しが76話の物語そのものである。今どのくらいの位にいるのかを意識して見ると、頂上まであと何段なのかが分かって、長さがまったく気にならなくなる。
落ちるときも位で分かる
同じことは転落にも当てはまる。西北の戦功で貴妃まで上がった年世蘭は、甄嬛の流産に関わったとして封号を取り上げられて妃へ、さらに兄の失脚に連座して最下位に近い答応まで落とされた。頂点の近くから一気に底まで落とされたわけである。彼女がどう呼ばれているかを追いかけるだけでも、後宮という場所の怖さが伝わってくる。
呼ばれ方が変わる瞬間に注目
後宮では、呼ばれ方がそのまま権力を表す。昇進すれば周囲は即座に新しい肩書きで呼び直し、失脚すれば名前を呼び捨てにされる。字幕では単なる呼称の変化に見える場面が、実は宣告そのものになっていることが少なくない。誰が誰をどう呼んだか、そして呼び方を変えなかったのは誰か——ここに注目すると、台詞の少ない場面ほど濃く感じられるはずだ。
日本での視聴
日本での邦題は「宮廷の諍い女」。U-NEXTなどで配信されているほか、乐视(Letv)の公式YouTubeチャンネルでは全76話が無料公開されている。まず1〜3話を見れば、その濃密な世界観に一気に引き込まれるはずだ(配信状況は変わる場合がある)。
💬 トクちゃんのコメント
「宮廷ドラマの教科書」と呼ばれる名作。76話あるけど全然長く感じない。甄嬛が後宮で強くなっていく様子は見ていて痛快だし、切ない。如懿伝と合わせて見ると、同じ宮廷の全く違う物語に震える。